内田ミシン始めますと言って6年

頭の中のあんなのやってみたい、こんなのやってみたいが

溢れているのでここらでちょっと取り出してみようかなと

実験的に初めたホームページ

使ったことのない生地を使ってみたり

作ったことのない形に挑戦してみたり

自分でやってみたいと動き出したのに

ものすごい壁に当たってしまいかなりへこみながらも

元体育会系ど根性で実験的物作りは続いています

ホームページの難しいことや撮影、編集などは

センスのある素敵な方々にと一緒に進めていたり

洋服たちの形を考えるのや生地を探すのや

水通しに縫製、そして商品の梱包や発送は

内田とパートナーの二人でやって

暖かさを変えないようにしつつも

少しづつ幅が広がってきた嬉しい日々です

ホームページを開設して、オンラインストアの発送をしてきて一度だけ商品を間違って送ってしまったことがあるんです

発送して、全然違うことをしているときに

あれ？とふと気が付いて、しまったー！と

もう荷物は止められなかったので注文された方にご連絡をしたんですね

柄は同じなんですが、形が違うパンツを送ってしまいました

急いで正しいパンツを送るので、同封の箱に間違ったパンツを入れて着払いで返送してもらえませんか

暫くすると、メールの返事がやってきました

実に気さくでおおらかな返信で、怒られても仕方がない状況が一変したのを覚えています

パンツの柄に一目惚れしたこと、実は形違いも欲しかったこと、そして友人の話や、休日に行く楽しみな場所の話など

話が盛り上がって、初めてお話しする方なのに不思議でした

結局、この事件からの内田の押し売りのようになってしまいましたがふたつのパンツは共にその方が引き取ってくださることなりました

それから数ヶ月

雑誌に載っている方が履いているパンツが絶対内田ミシンのものだよと

知人から連絡があり、確かめてみたらやっぱりそうで

一気に誤送の日のことがフラッシュバックしたのは言うまでもありません

何度かやり取りしたメールの最後に記されていた「ば」の謎が解けました

& Premium 12

アンドプレミアム

2022.DES.

私だけの、ひとりの時間

p24.25をご覧くださいね

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